【労働経済】失業率3.5%に2か月ぶり改善、有効求人倍率も4か月ぶり改善

総務省が28日に発表した10月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0.1ポイント低下の3.5%で、2か月ぶりに改善しました。就業者数は 6390万人と、前年同月に比べ24万人の増加で、22か月連続で増加しており、雇用者数も5629万人と前年同月に比べ33万人増加しました。完全失業 者数は233万人と前年同月に比べ30万人の減少で、こちらは53か月連続で減少しています。

また、厚生労働省が同日発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント上昇の1.10倍で、4か月ぶりに改善しました。 有効求人倍率は求職者1人当たり何件の求人があったかを示す指標で、都道府県別で最も有効求人倍率が高かったのは東京都の1.59倍、最も低かったのは埼 玉県と沖縄県の0.76倍となっています。

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「労働力調査(基本集計) 平成26年(2014年)10月分」総務省
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.htm

「一般職業紹介状況(平成26年10月分)について」厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000065919.html