【年金・医療】今国会で主婦年金救済法案を再提出へ

厚生労働省は13日、自民党厚労部会に対し、国民年金の切り替え忘れで保険料の未納期間のある専業主婦を救済する法案を今国会に提出する方針を示しました。同様の法案は2011年の臨時国会にも提出されましたが、翌年の衆議院解散に伴って廃案となっていました。

法案は、過去10年間の未納保険料を追納できるようにすることなどを定め、3年間限定とする予定です。専業主婦が切り替え忘れのために年金を受け取れない状態にならないよう、未納期間も年金の受給資格期間に含める措置も盛り込むとしています。

このほかに、年金受給者の生活に配慮した上で年金額を見直すことなども規定する見通しです。