【年金・医療】糖尿病500万人抑制で医療費の削減へ

厚生労働省は、2025年度に1500万人に達するとみられる糖尿病患者を特定健診(メタボ健診)の受診率を上げるなどして、1000万人に抑えることを目指します。実現すれば、医療費を約1.9兆円削減できると推計されています。

まずは、100を超える国民健康保険や健康保険組合に助成して、保険加入者のうちデータに基づいて選んだ患者への食事指導などを支援します。

高齢化の進展で、医療・介護費は同年度にこのままだと全体で83兆円になる見通しです。医療・介護保険制度を維持するため、同省はこれを5兆円程度圧縮させたい考えです。