会社を運営していく中で、気をつけていても労務トラブルは起きます。
インターネットの普及により、従業員たちも労務についての情報を収集でき、弁護士や労働基準監督署に駆け込みトラブルになるケースもあります。
一度こじれてしまうと、会社の信用が失われますし、多額のお金を請求されたりと、取り返しのつかないことになってしまいます。
トラブルの解決法が分からず従業員との板挟みになり、悩んでいる経営者の方や人事担当者の皆様に向けて、すでに起きてしまったトラブルを双方が納得いくように解決するための方法を社労士がアドバイスいたします。
円満解決に向けて、ポイントを抑え早急に対応しましょう。
こんな時どうする?トラブルの種類と事例
ハラスメントトラブル
ハラスメントが起きてしまったら、会社として事実関係を確認し、早急に解決しましょう。聞き取りの際は、先入観や主観的な意見は含まずに、客観的に判断しましょう。
残業代を請求されたら
残業問題はよくあることですが、正確な計算もせず要求のままに、支払をしてはいけません。また、請求されてそのままにしておくのも裁判に発展する可能性もあります。早期解決に向けて話し合いをしましょう。
社会保険加入漏れリスク
法人は社会保険の加入は義務です。未加入によるトラブルも発生します。加入漏れによるリスクや事例を紹介致します。
退職代行業者から連絡があったら
見ず知らずの業者から所属する従業員の退職を突然通告されてしまったら。戸惑うことのないよう対策について解説します。
様々な労務トラブルの解決には話し合いです
労務トラブルの解決の第一歩は、早急な話し合いです。
話し合いを避け、そのままにしておくと後に裁判沙汰になったり、莫大な費用を請求されたりと、リスクが大きくなることがあります。
まずは、当事者間の話しを聞き客観的にみることにより公平な判断をしましょう。
また、今後起こらない為にも、就業規則にしっかりと明記をすることで、トラブルを回避することができます。