6月23日午前7時10分ごろ、千葉市中央区川崎町のJFEスチール東日本製鉄所の千葉地区西工場で、鉄を圧延する重さ約2トンの機械が倒れ、機械を補修していた男性作業員2人が下敷きになりました。2人は同社の救急車で病院に運ばれ、約1時間半後に病院が110番。北九州市の男性は間もなく死亡し、愛知県東海市の男性(45)も左肩脱臼の軽傷を負った。
千葉中央署によると、2人は補修工事を委託された「トクト工業」の従業員で、前日午後8時ごろから作業していた。機械は電動式だが、作業中は電源を切っていたといい、同署は当時の詳しい状況について関係者から事情を聴いている。
同製鉄所は「死傷者を発生させてしまい、誠に申し訳ございません」とコメントしています。