2012年8月31日に総務省が発表した労働力調査によると、全国の7月の完全失業率(季節調整値)は4.3%と前月比横ばいでした。一方、厚生労働省が同日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント上昇の0.83倍となり、14カ月連続の改善となりました。
労働力調査の就業者(季節調整値)は3万人減の6269万人、完全失業者(季節調整値)は1万人増の282万人でした。
有効求人倍率は、求職者1人当たり企業から平均何件の求人があるかを示す。宿泊・飲食業や医療・福祉の求人が引き続き旺盛で、改善に影響しています。同倍率はリーマン・ショックが起きた2008年9月(0.83倍)に並び、ほぼ4年ぶりの高水準となりました。
厚生労働省ホームページ:一般職業紹介状況(平成24年7月分)について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ib20.html