厚生労働省が4月2日に発表した毎月勤労統計調査によりますと、2012年冬の賞与は、従業員1人あたりの平均で前年比1.5%減の36万5,687円であることが分かりました。これは、1990年以降の比較可能な統計データでも最低を更新、4年連続の減額でした。
従業員が5人以上の事業所規模を対象に、2012年11月~2013年1月に支給された賞与を集計したもので、建設業は14.0%減、飲食サービス業は7.1%減、製造業は3.2%減などとなっています。
厚労省では、東日本大震災や円高などの影響があるとみています。