健康保険組合連合会(健保連)は、健康保険組合の2013年度予算をまとめ、全体で経常赤字が4573億円に上り、6年連続で大幅赤字になるとの見通しを 発表しました。全1420組合の8割強が赤字で、4割相当の557組合が保険料率を引き上げ、うち254組合は2年連続の上昇となりました。
健保全体の平均保険料率(労使合計)も前年度比0.33ポイント高い8.64%となり6年連続で上昇。保険料率は比較可能な03年度以降で過去最高を更新します。
赤字を埋める積立金は07年度末に約2兆8千億円ありましたが、14年3月末には約9700億円まで減少する見通し。白川専務理事は「2年強で積立金はなくなる」と述べました。