厚生労働省は12月10日、アスベスト(石綿)による健康被害で2012年度に労災認定を受けたり、特別遺族給付金の支給決定の対象となった人などが所属していた1048の事業所名などを公表しました。そのうち810事業所は初めて認定者が出て公表の対象となり、石綿労災認定と救済認定の累計は1万 1332人と1万人を超えました。
業種別では、建設業が全体の57.5%と最も多く、次いで製造業が32.9%で、2つの業種で全体の9割を占めています。
厚労省ではホームページに全国の公表情報を掲載しています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000031628.html