日本人材派遣協会が昨年10月から今年1月にかけて行ったアンケート(回答数:5102人)で、派遣社員として働く人の48.3%が、将来の働き方として正社員を望んでいると分かりました。一方、将来も派遣社員として働きたいと答えた人の割合は14.7%でした。
派遣先企業から正社員採用を打診された経験がある人は18.1%で、実態は本人が希望しても正社員化が進んでいないといえます。
また、今国会に提出されている労働者派遣法改正案では、一人が同じ職場で働ける上限を3年と規定していますが、派遣社員の25.9%が派遣先の同一の職場で3年以上働いていると回答しています。