【年金・医療】昨年度の健康保険組合の保険料、高齢者医療の負担増で1人当たり46万1580円に

健康保険組合連合会は2013年度決算見込状況の集計結果について、保険料収入は増えたものの、高齢者の医療費を賄うための負担金が過去最大となっ たことなどから、全体のおよそ3分の2の組合が赤字となったと発表しました。赤字は6年連続で、赤字額は1,431組合全体で1,162億円となりまし た。

被保険者1人当たりの保険料額は同2万1,920円(4.99%)増の46万1,580円で、07年度と比べると7万7,968円増えました。

健康保険組合連合会は、「保険料率の引き上げで対応するのは限界に来ている。政府に対し現役世代の負担軽減策を求めていきたい」としています。