【労働法】13年度のアスベスト労災・救済認定 957事業所名を公表

厚生労働省は12月17日、アスベスト(石綿)が原因の健康被害で2013年度に労災認定や救済認定された957の事業所名を公表しました。うち711事業所は新たな公表対象。

工事現場などの職場でアスベストを吸い込み、肺がんや中皮腫になったとして労災と認定された人は前年度より1人多い1084人、特別遺族給付金の支給が認められた人は24人で、計1108人に上りました。

アスベストによる健康被害については、05年度以降、毎年1000人前後が労災と認定されていて、昨年度までで合わせて1万953人と1万人を超えています。