政府は、皇位継承にともなう10連休に備えて、対処方針(即位日等休日法の施行に伴う大型連休への対応について)を取りまとめました。
即位日等休日法の施行に伴う本年5月の大型連休への対応については、国民生活に支障が生じないよう、関係省庁等が連携し、政府として万全を期していくことが求められていることから、関係省庁等連絡会議を開催し、現時点の対応状況を取りまとめたものです。
今後も引き続きフォローアップを行うこととしています。
雇用の分野における対応としては、次のような内容が示されています。
●長時間労働の抑制等
・関係団体等に対し業務状況に応じ雇用主の労働者への適切な配慮を期待する旨周知。
・厚労省HP(労基法Q&A)に10連休に関するものを掲載。
●時給・日給労働者の収入減少への対応
・労働者に早めの準備を促すとともに、関係団体等に対し業務状況に応じ雇用主の労働者への適切な配慮を期待する旨周知。
その他、金融システムの稼働(金融機関の対応など)、運送業・小売業等における対応、郵便サービスの対応、保育の確保など、さらには、災害時の対応等、医療(患者の治療等の支障防止)、一般家庭のごみ収集、学校の授業時数の確保などについても、政府の対応の内容が示されています。
10連休が、国民生活に及ぼす影響の大きさがわかります。
よい10連休となるよう、各企業においても、個々人においても、準備を進めておいたほうがよいですね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<即位日等休日法の施行に伴う大型連休への対応について(平成31年2月25日
即位日等休日法の円滑な施行に関する関係省庁等連絡会議)>
https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/about/gaiyou/20190225kaigishiryou.pdf
厚生労働省のQ&Aは、こちら。
<本年4月27日から5月6日までの10連休に関してよくある御質問について(厚労省)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03581.html