【労働経済】最低賃金平均16円引き上げ 生活保護との逆転現象は解消

最低賃金の引き上げについて議論していた厚生労働省の審議会は2014年7月29日、最低賃金の引き上げ目安を全国平均で16円にすることを決定しました。
今後は、各地方最低賃金審議会で、この答申を参考にしつつ、地域における賃金実態調査や参考人の意見等も踏まえた調査審議の上、答申を行い、各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することとなります。

なお、今年度の目安が示した引上げ額の全国加重平均は16円(昨年度は14円) となり、目安額どおりに最低賃金が決定されれば、生活保護水準と最低賃金との乖離額は全都道府県で解消されます。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000052740.html