【労働経済】中小企業の65%が賃上げ実施 人手不足に対応

経済産業省は8月15日、全国の中小企業3万社(うち回答は1万380社)への2014年度の賃上げに関する調査で、ベースアップ(ベア)や賞与、一時金の増額など何らかの賃上げをした企業が昨年度を8ポイント上回る65%に上ったと発表しました。

ベアを実施したと回答した企業は全体の23.4%で、賞与や一時金を増額した企業は同31.0%でした。

賃上げの理由の1位は「従業員の定着・確保」の76%で、次の「業績回復の還元」(29%)を大幅に上回りました。