厚生労働省は10月8日、2012年度の国民医療費(医療機関に支払われた医療費の総額)が、前年度より6267億円(1.6%)増え、39兆 2117億円になったと発表しました。6年連続で過去最高を更新し、国民1人当たりでは前年度より5600円増の30万7500円でした。年齢別にみると 65歳以上の1人当たりの額は71万7200円で、65歳未満(17万7100円)の4倍以上となっています。
全体の財源の内訳は、保険料:前年度比2.0%増の19兆1203億円(全体の48.8%)、公費(国と地方の税負担):同2.3%増の15兆1459億円(同38.6%)、患者の窓口負担:同1.7%減の4兆6619億円(同11.9%)でした。