JAクレイン(山梨県都留市)大月支店に勤めていた当時30代の男性が2010年3月に自殺したのは、当時の支店長から受けたパワハラが原因だとし て、男性の両親が同JAと元支店長に約8600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が1月13日、甲府地裁でありました。佐久間政和裁判長はパワハラと自殺 の因果関係を認め、計約3400万円の支払いを命じました。
判決などによると、男性は08年に同JAに採用されましたが、元支店長から業務成績を上げるよう繰り返し叱責されたり、職場の歓送迎会から帰宅す る際に待たされたとして車の中で暴力を振るわれるなどされ、10年3月宮崎県内で自殺したということです。都留労働基準監督署は11年5月に労災認定して いました。