厚生労働省は、2012年に平均賃金の引き上げを実施または予定している企業は前年比1.5ポイント増の75.3%だったとする賃金改定の調査結果を発表しました。1人当たりの改定額は月平均4036円で前年比523円増となっています。引き下げる企業の割合は0.5ポイント減の3.9%となりました。 厚労省は「東日本大震災で引き下げた賃金を、復興が少しずつ進むにつれ、震災前の水準に戻したためではないか」とみています。また、産業別で平均賃金を引き下げた割合が最も高かったのは不動産業・物品賃貸業の9.7%。最も低かったのは建設業の0.8%でした。
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