【年金・医療】特定健診の医療費削減効果を検証へ

厚生労働省保険局の「保険者による健診・保健指導等に関する検討会」は12日の会合で、内臓脂肪型肥満に着目した特定健診と保健指導による医療費の削減効果などを、国のデータベースを活用して学術的に検証するワーキンググループ(WG)の設置を決めました。2013年3月ごろまでに検証の方法や進め方を決めた後、検証作業に着手する予定です。 

この「特定健診・保健指導の医療費適正化効果等の検証のためのWG」では、特定健診と保健指導により、血圧や血糖値などの検査値や、食習慣が改善されたかどうか、生活習慣病を予防することで、どれほど医療費が削減されたか、などを検証します。委員は、当初4人で構成し、必要に応じて追加します。

WGは非公開で開催されますが、検証結果は同検討会に報告するとともに、適時公表するとのことです。