【労働経済】「不本意に非正規労働者として仕事」348万人に―総務省労働力調査

非正規労働者として仕事をしている人のうち、正社員の仕事がないために不本意に非正規で仕事をしている人が348万人で非正規労働者の19.9%に上ることが、総務省の労働力調査でわかりました。

引き続き雇用環境の厳しさが表れる結果となりました。

一方で、自分の都合のよい時間に働きたいために非正規で仕事をしている人は418万人で23.9%で、家計の補助・学費等を得たいために非正規で仕事をしている人はが390万人で22.3%という結果となりました。

今回の労働力調査は、今年2013年1~3月期平均の詳細集計で、増加する非正規労働者について、望んで非正規で働いているかどうかの実態を把握するため1月から調査項目が追加され、結果が初めて公表されました。

非正規労働者数は1870万人で、前年同期より65万人増加し、そのうち、男性は600万人、女性は1270万人となっています。

総務省ホームページ:労働力調査(詳細集計) 平成25年(2013年)1~3月期平均(速報)結果
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/4hanki/dt/index.htm