【労働経済】大阪の介護大手、ケア21が定年制廃止へ

介護サービス大手「ケア21」(大阪市)は12月3日、来年度から60歳の定年制を廃止すると明らかにしました。大半の企業がいったん退職させて給与を抑える再雇用制を選ぶなか、定年廃止は従業員数千人規模の企業としては異例で、何歳まででも働けるようにします。

10月の取締役会で決定しました。体力や能力に問題が生じた場合は、職種などを変更。雇用環境を安定させることで、経験豊かな社員にとどまってもらう狙いです。