【労働経済】ルネサス、従業員の2割5400人削減へ

日立製作所、三菱電機、NECを母体とする経営再建中の半導体大手ルネサスエレクトロニクスが2015年度末までに、国内で約5400人を追加削減する方針を固めたことが明らかになりました。グループ従業員約2万8500人(13年10月時点)の約2割に当たります。

会社側は4月1日付で「人財流動化支援グループ」(仮称)を設置し、早期退職優遇制度の追加実施、グループ外への移籍、グループ内での人員再配置を行い ます。それでも削減数が目標に達しない場合は「さらに踏み込んだ施策を実施する可能性がある」と解雇を示唆しているとのことです。