【年金・医療】今年度の後期高齢者医療保険料 1.8%増の月5,668円

厚生労働省は4月2日、75歳以上の約1,600万人が加入する後期高齢者医療制度について、2014~15年度の保険料の見込み額が、12~13年度に比べて99円(1.8%)増の全国平均で1人当たり月5,668円になると発表しました。

後期高齢者医療制度の保険料は、各都道府県の広域連合が2年ごとに定めます。今回は27都県で平均保険料が上がり、20道府県では下がりました。保険料の軽減対象拡大のほか、医療費が想定ほど伸びず、剰余金が生じたことなどが影響し、減額した団体が増えました。

都道府県別では、最も保険料が高いのが東京都で月額8,092円、最も低いのが秋田県の3.205円でした。