日本たばこ産業(JT)は22日、復興特別法人税が予定より1年早く2013年度末に廃止されたことを受け、減税分の約20億円を社員に還元すると発表しました。
JTは、およそ9,000人いる正社員を対象に、1人あたり20万円(新入社員は4万円)の一時金を5月中旬に支給し、また、非正規社員については、雇用形態に応じて、2~5万円を支給するとしています。
復興特別法人税の廃止を受けて、社員に還元するのは、大手企業では初めてとみられており、JTは、「デフレ脱却の一助となるほか、社員のいっそうの奮起を期待する」とし、社員のモチベーションアップが狙いであるとしています。