6月3日、政府は2014年版「子ども・若者白書」を閣議決定しました。15~34歳の若者のうち、仕事も通学も求職もしていない「ニート」は 2013年に60万人となり、2012年に比べ3万人減少したことが分かりました。15~34歳の年代が人口に占める割合は0.1ポイント減少し、 2.2%でした。
年代別での「ニート」人口統計は、15~19歳が9万人、20~24歳が15万人、25~29歳が17万人となり、30~34歳が最も多い18万人でした。
また、子ども・若者白書では2013年11から12月に、日本、韓国、米国、英国、ドイツ、フランス、スウェーデンの7か国の、13~29歳の男 女を対象に各国千人程度にインターネット調査にて実施した、自分や家族、社会に対する意識調査の特集が掲載されました。その中で、「自分自身に満足してい る」と答えた日本の若者の割合は45.8%で、7か国で最も低い結果となりました。