厚生労働省の労働政策審議会は、2015年度からハローワークの求職者の情報を民間の人材会社に提供する制度案を固めました。個人情報を守るため、 本人の同意がある場合に限って、資格や職歴、希望する職種や勤務地といった求職者の匿名の情報を新設するサイトに載せます。閲覧できる職業紹介会社も職業 紹介の実績がある会社に限定します。
公開を望む求職者はハローワークを利用する時に、希望の職種や勤務地をシステムに登録し、情報を見た職業紹介会社が、気に入った求職者に求人案内メールを送ります。人材会社にとっては、職業紹介事業をハローワークの求職者にも広げることができるメリットがあります。