福岡県中間市職員による生活保護費不正受給事件で、福岡県警捜査2課は5月19日、生活保護費計約56万円をだまし取ったとして、同市職員生活保護 費の支給担当だった男性容疑者(44歳)を詐欺容疑で逮捕しました。この事件で同市職員の逮捕は3人目となりました。受給者らを合わせた逮捕者は合計で7 人にのぼっています。
県警によると、男性容疑者は事件当時、生活保護の受給資格を調査するケースワーカーをしていました。男性容疑者は同容疑を認めており「必要な調査をせずに嘘の報告をした」と述べています。
事件は過去にも中間市職員の2名の男性が逮捕され、詐欺罪で起訴されています。
この2人の逮捕容疑は2010年から2011年にかけ中間市職員、A被告(40)詐欺罪で起訴らと共謀し、生活保護を受けていた無職女性(65)公判中の 世帯に同居の実態がないフィリピン国籍の女(44)を編入したほか2010年8月、北九州市に住んでいた無職、B被告(40)詐欺罪で起訴が中間市に住んでいるように見せかけて、生活保護費計約56万円を不正受給した疑いがあります。