厚生労働省の平成23年パートタイム労働者の実態調査によると、仕事に不満や不安を持つ人の割合は54.9%と、18年に実施した前回調査に比べ9ポイント減と大幅に減少しました。調査は23年6月の状態について、パート労働者1万235人が回答しました。
不満・不安の内容で最も多いのは「賃金が安い」の49.6%ですが、前回調査に比べ12.5ポイント減少しました。「福利厚生が正社員と同じ扱いではない」は4ポイント低下の12.2%で、「昇進機会に恵まれない」も1.5ポイント低下の8.9%となりました。
増加した項目では「仕事がきつい」は26.1%と1.6ポイント増え、「職場の人間関係が良くない」は12.3%と、前回(6.7%)の倍近くに増加しました。