相馬労働基準監督署は、東日本大震災で水門閉鎖に赴いて津波の犠牲になった福島県南相馬市の漁業当時(67)同、農業当時(40)の労災認定しました。
排水機場は地元の土地改良区が管理し、両名は水門の監視業務を任されていました。当時、水門を閉じるため排水機場に向かいましたが、津波にのまれたといいます。1名は行方不明のまま、死亡認定を受けました。1名は遺体で見つかったそうです。
遺族は水門の管理する作業中の事故として、労災申請をしていました。
認定は3月21日で、翌日に労基署職員が2人の遺族の元を訪れ、遺族補償の支給決定通知書を渡したといいます。