三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループの3メガバンクの今春闘で、経営側は労組が求める一時金(ボーナス)の増額に応じる見通 しとなりました。3大メガバンクがそろってボーナスを増額すれば、リーマン・ショック前の2008年度以来、5年ぶりとなります。
三井住友フィナンシャルグループとみずほフィナンシャルグループは前年比5%増、三菱UFJフィナンシャル・グループは同1%増とする方向で、三菱UFJが4年連続、三井住友は2年ぶり、みずほは5年ぶりの増額です。
今春闘ではローソンやセブン&アイ・ホールディングスといったコンビニ大手が相次いで賃上げを表明しました。「アベノミクス」を進める安倍晋三首相が産業界に賃上げを要請していることも踏まえ、増額回答で足並みをそろえます。従業員の多いメガバンクがボーナスの増額を決めれば、消費動向の向上を後押しする と見られています。
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