【労働経済】5月の完全失業率3カ月ぶり改善―厚生労働省

2012年6月29日に総務省から発表された5月の完全失業率(季節調整値)は4.4%で、3カ月ぶりに改善し、前月に比べ0.2ポイント低下となりました。医療・福祉分野や復興関連の求人増加を背景に雇用情勢は改善傾向にあります。

完全失業者数(季節調整値)は289万人で、10万人減少しています。このうち、勤務先の都合や定年退職など「非自発的な離職」は2万人減、「自発的な離職」は7万人減です。

就業者数(季節調整値)は6245万人で10万人減少し、3カ月連続の減少となっています。