【その他】アスベスト健康手帳を港湾労働者が集団申請―兵庫労働局

2012年6月28日、アスベスト(石綿)による健康被害を心配する神戸港の元労働者12人が無料で健康診断を受診できる「石綿健康管理手帳」の交付を兵庫労働局に集団申請しました。

石綿健康管理手帳は、石綿にさらされる作業の従事経験者らに交付され、年2回、指定の医療機関で診断を受診することができます。兵庫労働局によると、兵庫県内では約3千人に交付され、昨年より約500人増加しています。

12人は「アスベスト被害対策兵庫センター」(事務局・兵庫労連)を通じ申請しました。このうち西宮市や明石市などに住む6人が兵庫労働局を訪れました。いずれも石綿が大量に輸入された神戸港で、輸入貨物の数量の点検業務に従事していたということです。

相談の希望は、アスベスト被害対策兵庫センター専用ダイヤルTEL050-3386-9188までご連絡ください。