【労働経済】7月の現金給与総額、ボーナスの伸びなどで2か月連続プラス

厚生労働省は9月3日、7月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)を発表し、従業員1人あたり平均の現金給与総額は、前年同月に比べて0.4%増の36万2141円でした。2か月連続の増加は、12年2月~4月に3か月連続を記録して以来となります。

基本給などに当たる所定内給与は、同0.4%減の24万2205円と14か月連続で減少しましたが、残業代などの所定外給与は同1.9%増の1万8752円と4か月連続で増加しました。また、賞与など特別給与が2.1%増の10万1184円でした。

総実労働時間は、同1.2%増の149.7時間で、2か月ぶりに増加しました。