【労働経済】個人年金保険の保有契約件数と金額が過去最高を更新

2012年6月12日、個人年金保険の保有契約件数が前年度比4.0%増の1975万件、金額が3.3%増の98兆9154億円と、それぞれ9年連続で前年を上回り、過去最高を更新していることが、生命保険協会が発表した加盟43社による平成23年度末の生命保険事業概況で分かりました。

少子高齢化や国家財政状況の悪化を背景とした、老後に所定額を受け取れる個人年金への関心の高まりを反映した結果となっています。

一方、銀行の窓口販売が引き続き好調だったため、売上高に当たる収入保険料は5.3%増の36兆2890億円と3年連続のプラスとなりました。