【年金・医療】「地域医療機能推進機構」の在り方についての検討会を開催―厚生労働省

厚生労働省は、全国の社会保険病院と厚生年金病院、船員保険病院を運営するため平成26年度に発足する「地域医療機能推進機構」の在り方を議論する検討会を開きました。検討会では、民間医療機関との役割分担や機構が目指す活動内容が検討され、年内をめどに結論をまとめることが確認されました。来年の通常国会に関連法案を提出したい方針です。座長には田中滋・慶応大大学院教授が就任します。厚生年金病院などは自公政権が14年に整理合理化の方針を決定しましたが、地元自治体などが反発しています。政権交代後、鳩山政権が病院存続へと方針を転換しました。

厚生労働省ホームページ:第1回 地域医療機能推進機構の法人制度に関する検討会資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002j049.html